こんがり焼きあがったサンマは、みるからにおいしそう。だけ
ど、「焦げは発がん性物質が含まれている」と聞いてから、焦げ
をむしりとって食べている方はいませんか?
とくに、焦げとがんが結びついて語られるようになったのは、
国立がんセンターの発表した「がんを防ぐための一二ヵ条」が広
く知られるようになってからです。
ここに、「ひどく焦げた部分は食べない」というのが入ってい
るのです。
肉や魚のうまみのもとは、トリプトファンやチロシンといわれ
る「アミノ酸」で、このアミノ酸に熱が加えられると、ヘテロサ
イクリニックアミンという化合物が作られます。肉や魚の焦げに
は、トリップP1、P2と呼ばれるヘテロサイクリックアミンが
含まれています。ラットによる動物実験では、焦げを食べさせ続
けてもがんにはなりませんでした。ただ化学合成したヘテロサイ
クリックアミンを食べさせ続けたラットががんになったことから
、一二ヵ条に「焦げを食べない」が入れられたのです。
お焦げは気にすることはない
実験を行った研究者は、「実際に、焼き魚の皮や焼き肉の焦げ
を食べて腫瘍ができるためには、サンマなら二万尾も食べねばな
らず、それには毎日食べ続けても十から十五年はかかる」と述べ
ています。また、ヒトの細胞が魚の焦げ物質により変異を起こす
可能性は、ラットの数十分の一程度でしかない、という新しい実
験結果も出ています。
焦げは気にしないでいいのです。でも大変弱いとはいえ発がん
性はありますから、気なる人はよく噛んで食べることです。だ液
には、その発がん性を抑制するはたらきがあるからです。
がんを防ぐための12カ条
*偏食しないでバランスのとれた栄養をとる
*なるべく同じ食品を繰り返し食べない
*食べすぎをさける、脂肪のとりすぎをさける
*深酒はしない
*喫煙は少なくする
*適量のビタミンA・C・Eと繊維質のものを多くとる
*塩辛いものを多量に食べない。あまり熱いものはとらない。
*ひどく焦げた部分は食べない
*カビのはえたものは食べない
*過度の日光に当たらない
*過労をさける
*体を清潔にする
テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ
- 2008/01/11(金) 11:09:42|
- 知恵袋
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0